信州松本・浅間温泉 別邸一花 その4~菜種梅雨ふるふるるる~
別邸一花 浅間温泉
朝風呂は、
旅の、贅沢。


内風呂。

アルカリ性のお湯が、
じんわりと、
効いてゆく。

朝から、
お湯に浸かる、
幸せ。

朝ごはん。

外は、
良い天気。


江戸時代から続く、
飴屋さん。

おともだち「木の皮みたい」
噛むと、
サクサクした、
黒糖の味わい。
わたし「どうやって、作るんですか?」
お店の人「練る時に、空気を沢山含ませて、
飴を伸ばしてから、切るんですよ」

お菓子の開運堂。
ロボットが、
ソフトクリームを作ってくれるらしい。

わたし「“並盛り”と、“得盛り”かぁ…」
コーンの大きさが、かなり違う。
悩んでいると、
背後から、謎の声。
X「“得盛り”、ここは“得盛り”でしょ!」
XX「そーでしょ!」
わたし「…そうなの?」
振り向くと、
何故か目を逸らす、
見知らぬ人々。

わたし、無言で
“得盛り”ボタンを押す。
背後で、湧き上がる拍手。
松本の人は、
ノリがいいのか。

ベンチに戻る。
おともだち「うわ、“得盛り”にしたの?」
わたし「何か…ギャラリーの期待が…」
説明が、
難しい。

ぷらぷらして、
『そば処 ものぐさ』
で、早めのお昼。
信州産そば粉の、九割そば。

そば湯も頂いて、
のんびりした昼下がり。
ゆっくり、
家路につく。
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