那須フロラシオンホテル・牛はどこへ行った

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07 /31 2012
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ランチと立ち寄り湯の為に、那須フロラシオンホテルへ向かう。

ホテルへ向かう途中、広大な牧場を数キロ走りぬける。

くま「ここ、安愚楽牧場だった所。フロラシオンは持ち主が変わったけどね」

安愚楽牧場。

民事再生法の手続きをとったものの、資金繰りの悪化から、のち破産手続に移行。

負債総額4300億。

色々と黒い噂はあったが、実際に目にするのは初めて。

広大な土地に、人の気配が全くなく、牛舎にも牛はいない。

時折、「消毒済み」の看板が見えるだけ。

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那須フロラシオンホテル。

牧場の奥まった場所にあり、寂しい印象はぬぐえない。

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ガレ風のランプ。

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オーナーが変わったせいか、くまの用意したチケットが使えず、

立ち寄り湯を断念。

ザ・フォレストハウスというイタリアンレストランへ。

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トマトのブルスケッタ。

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くまが、トマトソースをとても褒めていた。

わたしはボンゴレ。

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ドルチェ。

バニラビーンズの香りが利いていて、とても美味しかった。

スタッフの対応も良く、お食事も満足なのだが、

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とにかく人がいない。

食事中、シェフが不安げに入り口から顔を覗かせる始末。

お会計の時に、スタッフとシェフと少しお話をした。

10日程前にリニューアルオープンしたが、あまり広告も打っていないらしい。

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隣接する教会で結婚式も挙げられるらしく、

スタッフの質の高さにも納得。

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都内では季節の終わった紫陽花が、那須では盛りを迎えていた。




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那須ガーデンアウトレット・物欲と決断力

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07 /30 2012
翌朝。

くま「アウトレットに行きますよ~」

ま た で す か 。

http://kumakumaonsen.blog.fc2.com/blog-entry-11.html

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今夏スケールUPオープンした、那須ガーデンアウトレット。

わたし「別行動で」

くま「え!眼鏡だけつきあってよ。くま裸眼じゃ似合うフレームわからないよ」

わたし「あー…」

フレーム選びだけつきあって、早々に店を後にする。

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あっという間に増えていく人、人、人。

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一周してもどると、眼鏡屋から二軒隣のお店で、くま発見。

ずらりとシャツを並べて、何やら真剣に悩んでいる。

くま「仕事には、カジュアルすぎる気がする」

指差したノーネクタイ対応のシャツを、わたしは無言で棚に戻す。

わたし「サイズは?」

くま「あってる」

わたし「お得なの?」

くま「うん」

わたし「全部買えば?」

くま「えっ」

全部買う。

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わたしはベンチで休んでいたが、くまはスーツ屋で悩んでいた。

高いスーツと、安いスーツ。

くま「それなりに、どっちも需要がありそう」

わたし「サイズは?」

くま「あってる」

わたし「お得なの?」

くま「うん」

わたし「両方買えば?」

くま「えっ」

両方買う。

わたし「家にあるスーツ、二着処分してね」

くま「あー…」

ガストホフ 夢木香@那須塩原

蔵王温泉 深山荘 高見屋
07 /29 2012
いつも高級旅館に宿泊している。

そんなうまい話はない。

それが証拠に、今回のお部屋。

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狭っ。

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ドアを空けたとたん、二人とも軽くパニックになる。

くま「やっぱりホテルにすれば良かった。。」

わたし「ペンションて、歯ブラシあるのかな」

くま「ゆかた、あった!」

わたし「歯ブラシ、あった!」

ものを持ち歩かずに旅にでるので、とりあえずこれで安心。

お部屋はベットに占領されていたが、談話室が一階にあり、お茶もそちらで頂ける。

くま「ここはね~、温泉なの。貸切風呂もあるの」

まず温泉ありきのくま。

わたしは部屋にトイレがついていれば、とりあえずOK.

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周囲はのどかな環境。

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ペンションとは、西洋風の外観・内装で、主に西洋料理を提供するものらしい。

この日のおしながき

夏野菜の冷やし鉢

塩大根のサラダ

かぼちゃのスープ

白身魚のオーブン焼きカレー風味

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那須三元豚のオリジナル赤味噌焼き(栃木県産二条大麦使用)

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コシヒカリ(H23大田原産)

ナッツ入りメープルアイスクリーム

コーヒーまたは紅茶

食事をするホールに、地元青年会の賑やかなご一行がおり、

彼らのボリュームに負けまいと、ふたりの会話の発声が真剣勝負。

この後、内湯と貸切温泉に入ったのだが、

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くま「ここ、温泉じゃない。。。」

どうやら温泉は内湯のみだったらしく、失意のうちに湯船につかっていた。

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このペンション、何よりわたしの印象に残ったのが、

『塵一つ落ちていない』『店主が全く喋らない』こと。

床も部屋も階段もピカピカしていて、くま曰く『気持ち悪いくらい綺麗』

物言わぬ店主は、掃除が一番の趣味ではないか。

部屋に戻り、とりあえず本棚から、

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馴染みの無い北欧神話を借りて読む。

バイキングの死生観が今ひとつピンと来ない。

高村光太郎の詩集も借りてみたが、

智恵子の病状が進んでいく辺りの詩で、

半ば狂える妻は草をしいて坐し
わたくしの手に重くもたれて
泣きやまぬ童女のように慟哭する
――わたしもうぢき駄目になる
意識を襲う宿命の鬼にさらわれて
のがれる途(みち)無き魂との別離
その不可抗の予感
――わたしもうぢき駄目になる
涙にぬれた手に山風が冷たく触れる
わたくしは黙って妻の姿に見入る
意識の境から最後にふり返って
わたくしに縋(すが)る
この妻を取り戻すすべが今の世に無い
わたくしの心はこの時二つに裂けて脱落し
闃(げき)として二人をつつむ此の天地と一つとなつた

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初めて読んだ時の衝撃から、いつまでも色あせない。





蔵元 松月氷室のかき氷・寒くても食べたい

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07 /26 2012
わたしはかき氷が好きだ。

今まで食べた中で一番美味しかったのは、去年、福島県・大内宿の民家で食べた、

天然氷のやまもも果汁がけ。

大内宿くま

震災の影響で、とても人が少なかったのを覚えている。

地元の人達が、とても一生懸命だった事も覚えている。

行く前に迷ったりしたけれど、あの時くまと一緒にでかけて、良かった。

そしてこの写真を加工するの、難しかった。。。

今回、那須へ向かう途中訪れたのは、

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かき氷・松月氷室。

天然氷をつくる業者は、国内にわずか五軒なのだという。

お店は連日行列が絶えないようだが、この日の気温は16℃。

店内はさすがに閑散としていた。

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くまもわたしもさんざん悩んだ末、

『極上メロン』と『ぶどう・グレープフルーツ』を注文。

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二週間かけて凍らせた氷は、氷の分子が狭いらしく、ゆっくりと溶けていく。

ミネラルを含んでいるため、口当たりがやわらかく、

舌の上でするりとほどけて、たくさん食べても頭が痛くならない。

向かいの男の子が食べていたのは、

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『レインボー』

子供の夢そのもの。

最後は混じりあって、ものすごい色になっていた。

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氷の削り方がふわりふわりとしているので、形がくずれない。

果汁の酸味がさっぱりとして、後味が良い。

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さすがにこのあたりで、体が寒くなる。

食べ終わるなり、くま曰く、

「次来た時は、生みかんか、マンゴーを食べようかな。。」

と野望を吐露していた。

わたしは抹茶ミルクかな。






日本一時めいている場所・東京スカイツリー

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07 /24 2012
「那須塩原へ行きますよ」

くまの一言で、まずはチケットを買いに行く。

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おそらく今最も旬な場所へ。

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展望台へは40分待ちの行列。この曇り空で、いったい何が見えるというのか。

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新しい商業施設特有の活気と、繰り出した人々の熱気にあてられ、

目的を果たすなり最短距離でソラマチ商店街を脱出。

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きらびやかに時めいている店の中、

BEAMSのカフェよりも、五千円の高級線香花火よりも、

印象的だったのが、

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ソラマチお姉様の制服。

このパジャマ的もっさり感。

一考に価する。

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むしろ駅の矢絣のラインの方が、すっきりとして美しい。





軽井沢アウトレット・欲しいものを手に入れる方法

軽井沢 アウトレット
07 /23 2012
私はアウトレットが苦手だ。

ずらりと並んだ店舗と、人ごみを見るだけで、めまいがする。

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くまはアウトレットが好きだ。

下調べをし、情報を吟味し、根気良く店舗を見て回る。

その集中力たるや尊敬に値するほどで、時々とんでもない掘り出し物を見つけてくる。

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私は、『欲しい物、いらない物』がはっきりしている。

目的を遂げる手段はそれほど選ばないし、充足感の為に物を増やすことはない。

くまは、『充足感』を得られる物の中から、自分の欲しい物を選び取ってゆく。

その為の手段と時間を惜しまない。むしろ楽しんでいるふしがある。

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二人の買い物にそれなりの折り合いがつくのは、組み合わせの妙なのかもしれない。





万平ホテル@軽井沢

軽井沢 万平ホテル
07 /20 2012
花屋旅館の名残を惜しみながら、お天気が良かったので軽井沢の万平ホテルへ。

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歴史あるクラシックホテルの前では、写真を撮る人もチラホラ。

せっかくなので、カフェテラスにてジョン・レノンが愛したというロイヤルミルクティーを注文。

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ひとくち飲んで、

くま「…ホットミルクじゃない?」

わたし「うん」

くま「紅茶の味、ほとんどないね…」

わたし「しないねぇ」

窓の外は思いのほか日差しが強い。

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わたし「たぶん」

くま「うん」

わたし「ホットミルクだと子供っぽいと思われるのが嫌で、リクエストしたんじゃないかな」

くま「そうかもね」

わたし「たぶんね」

二人して、しばしジョンに思いを馳せる。

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メインダイニングルームのステンドグラス。

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題材が面白い。

歩いてゆくと、落ち着いた雰囲気の一角に、展示室らしきコーナーがあり、

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おそらく晩餐会用のメニュー

平目牛酪焼

七面鳥蒸焼

聖誕祭温菓

ミ ン ス パ イ

物語の中でしか知らなかったミンスパイに初めて出会う。

他にも、猫足のバスタブだけでなく、

鷹の足と、竜の足のバスタブがあったこと。

毎朝ベットの下から回収したという、ホーロー製のトイレ容器などを目の当たりにして、

二人とも興味津々。

思いがけない収穫。







信州・別所温泉@花屋 その3

別所温泉 花屋
07 /19 2012
独断だが、和洋中の中で、和食の世界が一番シビアではないかと思っている。

素材を生かすために、ほんの少し手心を加えて、かつ季節を感じさせる。

他に類をみない繊細さゆえに、異文化圏の人達に驚嘆をもって受け入れられているのでは。。

などと勝手に想像しつつ、お部屋でのんびり夕食をいただく。

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わたしにとって、美味しい料理というのは、するりと食べられるかどうかだ。

この違和感なく、というのが重要で、細胞にすんなりと染み込んでいくような料理は、

食べていてとても嬉しくなる。

卵とごはんだけでもいいけれど、ほんの少し手間を加えた和食は、なお嬉しい。

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先付けのあみ茸旨煮。

ゆりねが花びらの形。おもてなしの心遣いに嬉しくなる。

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透けているのはとうがん。

出汁が上品。

食べているうちにカメラの存在を忘れてしまい、何やら洒落たデザートになってから、

ようやく一枚。

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視覚も味覚も大満足。

回廊から回廊へと、仲居さんはお膳を運ぶのが大変そうだったけれど、

美味しいものをいただけるのは、本当に有難い。

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ここまで書いて、温泉の写真を一枚も撮らなかった事に気づく。

たぶん、旅館の中でカメラを持ち歩くのに、自分の中でちょっと抵抗があるのだ。

記憶をたどると、

温泉はすべてかけ流しで、微かに硫黄の香りがしたが、色は殆どなかった。

内湯のつくりが面白い。

他にも、何気ない廊下の照明や、

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部屋の椅子のカバーのデザインに惹かれる。

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たぶん、私はそこに『凝縮された時間』を見ているのだ。

ただ過ぎてゆくだけの時の流れが、物体そのものに凝固した錯覚を覚える。

歳月を経たものに、無条件に興味を覚えるのは、たぶんそういう事。

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そして朝が来て、

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お部屋でゆっくり、ご機嫌な朝ごはん。

あみ茸率高し。

信州・別所温泉@花屋 その2

別所温泉 花屋
07 /18 2012
ランクが上のお部屋は、一刀彫の柱や、華やかな天井画もある様ですが、

わたし達はいたってシンプルなお部屋に。

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欄間や障子の桟、天井の木目や照明も、さりげなく素敵。

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取っ手の部分が可愛い。

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さりげない心遣い。

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ちなみに部屋に入った時から、

ホケキョ

という、鳥の声。

なにやら一生懸命練習しているらしく、部屋でしばし耳を傾けてみる。

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ホー

ホケ



ホケキョ!

と、なかなか涙ぐましく努力しており、二人して密かに笑いあう。

信州・別所温泉@花屋

別所温泉 花屋
07 /17 2012
わたしは基本ボケボケしている。

なので、せっかく連れて行ってもらった旅館も、おおかた忘れてしまう。

そもそもブログを始めるきっかけが、このままではあまりにもくま(旦那)が不憫ではないか、

という単純な発想からだったりする。

それ程にボケボケしているわたしが、おそらく40箇所以上は訪れている旅館の中で、

唯一名前を覚えているのが、伊豆 修善寺温泉@湯回廊菊屋と、

ここ、信州・長野 別所温泉@花屋である。

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とにかく、たたずまいが美しい。

浪漫的照明

大正浪漫を彷彿とさせるロビー。

くまは温泉につかったあと、ここでのんびりと新聞を読む。

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この旅館は、あらゆる場所が回廊でつながれている。

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宿泊したのは六月だったが、良く晴れた日ざしに建物が映えて、影すらも美しい。

庭には、名残のつつじ。

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ここは、大工さんを会社員の一人として雇っているんだよ。

だから毎日建物のお手入れができるんだよね。(byくま)

宮大工の仕事の粋を、丁寧に丁寧に今に伝え続ける姿勢には、ほんとうに頭が下がる。

日本人で良かったなぁ、としみじみ思う。

わたしたちが暮らしているのは、歴史のある素敵な国だ。

星野エリア・ハルニレテラス@軽井沢

星野エリア ハルニレテラス
07 /16 2012
花屋旅館へ向かう前に、立ち寄り湯。。

ハルニレテラス

なにやら軽井沢マルシェ、というお洒落出店もたくさんあったが、

新鮮野菜を買うわけにもいかず、

ハルニレアスパラ

ジェラート所望。

季節限定『アスパラ』(&ピュアミルク)


味も匂いも物凄い再現率 ある意味職人の大 勝 利


リスク分散は重要。

ピュアなミルクに癒される。

この後とんぼの湯へと向かい、ひろーい湯船に、くま満足。

写真がないので、さくっと花屋旅館@別所温泉へ。

kumaonsen

しずかなお部屋と、美味しいお茶があれば幸せ。という地味で地道な性分です。