とうとう九州@七滝温泉 その4~蔵は内側からだと簡単に開く~

九州名所
05 /31 2013
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大原邸。

松平家の家老を務めた一族の屋敷。

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庭の造りが素晴らしく、

武家屋敷の中でも、

かなり上席だとわかる。

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くま、掛け軸を背に座り、

ご満悦。

くま「僕、ちょっとお殿様気分を味わいます」

うふふと笑う。

くま「細君、お茶を持て」

わたし「はいはーい」

適当に返事をして、

土間を見に行く。

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わたし「凄い煙」

くま「ああしないと、屋根に虫がついたりして傷むんですよ」

知らなかった。

あちこち興味深く見ていると、

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何故か蔵の鍵を渡される。

おばさま「ちょっとコツがいるけどね、開けられるかしら?」

蔵はオートロック式。

鍵括弧の語源はここから来ている、

と説明されたが、

真偽の程は定かではない。

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内側から仕掛けを見たにも関わらず、

開けられない。

くま、もくもくと取り組む。

開錠。

おばさまを驚かせる。

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特殊な造りの城下町。

特別な風景。

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お米屋さんの、鏝絵。

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左官職人の技に拍手。



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とうとう九州@七滝温泉 その3~最高気温36℃の日~

九州名所
05 /28 2013
大分空港から、車で約25分。

『杵築(きつき)』という場所がある。

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南北の高台に武家屋敷、

真ん中の谷あいに、商人の町。

江戸時代の風情が色濃く残っている。

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わたし「こんな所があるんだね…」

くま「よく、空襲を免れましたね」

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大戦末期、特に大分市は幾度となく空襲の標的となり、

中心市街地は、壊滅的打撃を受けたらしい。

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穏やかに時間を重ねる事のできる、

有難さ。

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能見邸。

杵築藩主、松平一族の住処。

幕末期に建てられ、数年前に大規模改修が行われた。

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部屋数は12。

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波兎の欄間。

波は火除け、兎は多産の為、子孫繁栄や飛躍を表す。

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これは何と言うのだろう。

木材が交わる場所、至る所に打ち付けられ、

とても可愛らしい。

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一角に喫茶コーナーもあり、

お庭を眺めながら、

お茶をする事もできる。

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竹林の向こうに、

平成が垣間見える不思議。

上黒川 華坊@七滝温泉 その2~遠くて近い海の向こう~

上黒川 七滝温泉@華坊
05 /27 2013
航空事業の規制緩和は、

予想以上の変化をもたらした。

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路線網は拡大し、

運賃は下がり、

飛行便数が増えた。

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画一のサービスに慣れた私達にとって、

格安航空には、賛否両論ある様だが、

選択肢が増えたのは、

素直に有難い。

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ジェットスター航空。

機内食や、毛布、ヘッドフォン等のサービスは別料金。

二時間弱のフライトでは、特に必要もなく、

快適に過ごす。

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ウトウトしているうちに、

大分空港に到着。

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ステンレスの工芸品に感心していると、

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荷物受け取りのベルトコンベアーから、

お寿司が出てくる。

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かなりシュール。

呑気に眺めていると、

くま「行きますよ、時間が勿体無いです!」

わたし「はーい」

くま、九州上陸に興奮を抑えきれず。

愛する温泉にまっしぐら。



上黒川 華坊@七滝温泉 その1~くま、空を飛ぶ~

上黒川 七滝温泉@華坊
05 /26 2013
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くま「今度の旅行、飛行機に乗ります」

わたし「海外?わー久しぶり!」

パスポートの期限大丈夫かなぁ、と呟くわたしに、

何を言っているんですか、と

くまが追い討ちをかける。

くま「温泉です」

わたし「え」

くま「何故ならそこに、温泉があるからです!」

わたし、たぶん遠い目をしてた。

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格安航空券ゆえ、

6:35AMには搭乗ゲートに行かなければならない。

わたし「間に合わないじゃん」

くま「成田のホテルに前泊します」

本末転倒ではないのか。

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成田 エクセルホテル東急。

空港関係者が多く宿泊しており、

外国人専用のスペースもある。

中華料理 蓬莱にて、

仕事上がり、遅めの夕食を頂く。

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イタリアン風トマトサラダ

中華料理のお店で、

いきなりイタリアン登場。

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しらす入り豆腐スープ

クコの実と、枝豆、豆腐、しらす。

ほんのりと塩の効いた、

ほっとする温かさ。

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熱々点心蒸篭蒸し

くま、一口食べるなり、

「この辺は、横浜の方が美味しいですね」

点心の類はやはり、中華街に一日の長がある。

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ソフトシェルの衣揚げ スイートチリソース添え

脱皮したばかりです、

と、微妙な説明を受ける。

くま「脱皮…。蟹…、海老…?」

わたし「たぶん、その辺り」

もちもちした衣に、

甲殻類的な何かが、柔らかい皮ごと揚げられていた。

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鶏もも肉とジャガイモの黒胡椒炒め

あっさりしていて、食べ易い。

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蕪と花野菜のあっさり塩煮込み

くま「病院食みたいです…」

柔らかい味付けだが、物足りないらしい。

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牛レバーとアスパラガスの豆鼓炒め

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いちごプリン

くま「あ、これアレですアレ」

わたし「フルー〇ェ」

くま「そうそう、ちょっと贅沢なフルー〇ェですね」

頷いてもいいのかな。

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全体的に、ホテル的な中華というか、

万人向けの味付け。

パンチの効いた中華街の料理とは、

また違った魅力がある。

窓の外、

地平線を縁取るように、

空港の明かりが煌いている。

暗闇の奥から、

ゆっくりと飛行機が下りてくる。

旅に出る人、帰る人。

ぼんやりと思いを馳せる。

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翌朝。

寝ぼけ眼で、バスに乗る。

飛行機に乗って、

温泉。

人生何が起こるかわからない。

伊豆 割烹旅館 しもむら@白岩温泉 その2

伊豆 割烹旅館 しもむら
05 /13 2013
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お湯は無色透明。

匂いも殆ど無い。

内風呂だが、開放感がある。

こちらも、一時間区切りで自由に貸切できる。

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朝ごはん。

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おや、夕べお会いしましたね。

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宿の裏手は川が流れており、

小さな畑で、女将が色々な野菜を育てていた。

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そのまま修善寺へ。

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手水が温泉水。

手に取ると、温かい。

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紅葉も素晴らしいが、

光に透ける新緑の美しさも、格別。

新緑は黄金。

いつか見た外国の映画で

主人公が呟いていたのを思い出す。

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わたし「あ、ここ有名みたい」

おともだち「ちょっと早いけど、食べちゃおうか」

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十割蕎麦。

そうめんなみに麺が細い。

のどごしは良いが、香りは感じなかった。

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好みは人それぞれ。

伊豆 割烹旅館 しもむら@白岩温泉 その1~親切なジャイアンは着物姿~

伊豆 割烹旅館 しもむら
05 /12 2013
割烹旅館 しもむら。

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入り口をくぐると、

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すぐに部屋につながっており、

受付などはない。

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8畳の和室。

テーブルクロスが、何故かハワイ風。

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窓からの眺め。

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わたし「割烹と料亭って、同じかな」

おともだち「違う気がする…」

普段からぼんやりのわたしには、


料亭 = 政治家


くらいの認識。


曰く、

割烹は、店舗内で料理を作る。

料亭は、おもてなしをする者がいて、

料理は外から調達する。


料亭 = 複合的贅沢お楽しみシステム


わたしの認識、

それほど間違ってない。

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貸切の内風呂。

温泉掛け流し。

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食事はすべて、

別棟の割烹料理店でいただく。

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撫子のあしらい。

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前菜 竹の子酢味噌

わらびポン酢

揚銀杏 たたみいわし

女将「今年は竹の子が裏年で、これはとっても貴重よ」

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お造り 金目鯛 鮪 烏賊 甘海老

女将「新鮮よ、金目は明日また出すからね!」

煮も乃の写真を撮り忘れる。

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女将「わさびは丸くすってね、香りが違うから!」

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焼物 鰤 塩焼

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蒸も乃 鯛頭酒蒸し

女将「ほら、この骨魚の形でしょ?魚の中に魚ってね!」

お気づきかもしれないが、

ここの女将は、

親切なジャイアン的要素がある。

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揚物 穴子 竹の子 わらび天麩羅

わらびがほろ苦い。

春だね、とふたりで笑う。

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酢のも乃 大根なます

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お食事 野菜雑炊

女将「ほらほら、さっきのわさびを入れてみて!美味しいから!」

優しい味に、わさびの香りが引き立つ。

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フルーツ パイナップル リンゴ オレンジ

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ごちそうさまでした!



福田家@湯ヶ野温泉 その4~バスでぶらり途中下車の旅~

河津 湯ヶ野温泉@福田家
05 /09 2013
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朝。

光差す岩風呂。

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露天風呂。

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朝ごはん。

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河津七滝ループ橋。

直径80m、制限速度は時速30km。

ゆっくりと巡る景色が、

なかなか新鮮。

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浄連の滝。

秘密を守りきれなかった男と、

女郎蜘蛛の伝説がある。

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ごめん昨日食べた。

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何やらファンシーな世界へ。

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修善寺、虹の郷。

シャクナゲはあらかた散り、

薔薇はまだ蕾。

今が盛りという、藤の花を見にゆく。

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250mある、長い長い藤棚。

風が通るたびに、薄紫がいっせいに揺れる。

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初めて見る、桃色の藤。

蜂蜜の様な、

甘い香りがする。

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広い敷地、

ふたりでジャンクなものを食べ歩く。

今夜のお宿は、

割烹料理だから、

ちょっとくらい、いいのだ。



福田家@湯ヶ野温泉 その3 

河津 湯ヶ野温泉@福田家
05 /08 2013
地下へ降りてゆくと、

レトロなタイルに彩られた、内風呂がある。

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福田家のお風呂は、源泉掛け流し。

無色透明で、匂いも無い。

お湯はやや熱め。

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榧風呂。

榧は脂分が多く、芳香にすぐれ、抗菌性があり非常に腐りにくい。

耐久性で比べると、

古代檜の上をゆく、檜風呂の最上級ランクの木材。

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お風呂はわりとフリーダムに貸し切れる。

良識と欲望の狭間。

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夕食。

たっぷりの茶碗蒸し、

さっぱりとしたもずくの酢の物、

茄子の味噌和え、

濃厚な塩辛、

香の物。

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猪肉。

味噌仕立ての鍋で頂き、味噌汁代わりとなる。

ふたりとも、初めての猪。

おともだち「どう?」

わたし「もきゅもきゅする…」

有体にいえば、かたい。

おともだち「だって、猪だし」

あの獣に、無駄な脂肪なぞ無い。

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お刺身。

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カサゴの唐揚げ。

二度揚げしてあり、頭から食べられる。

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金目鯛の煮付けは、二人で一尾。

食事は全て、お部屋出し。

川の音を聞きながら、

のんびりと食べ、

のんびりとお風呂に入り、

ぐっすりと眠る。


福田家@湯ヶ野温泉 その2~ゆく川の流れは絶えずして~

河津 湯ヶ野温泉@福田家
05 /07 2013
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福田家は、積極的に宣伝をしない。

バスを降りても、

それらしき看板も標識もない。

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小柄なおばあさん達が、

ようこそ、と気負い無く出迎えてくれた。

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部屋は十畳と広く、

フラットに板の間に続いており、

窓から見える新緑の景色が素晴らしい。

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窓からの眺め。

せせらぎより力強い、

絶え間なく水の流れる音。

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資料館。

伊豆の踊り子は六度、映画化されている。

吉永小百合の初々しさより、

高橋英樹の美男子っぷりに、

おともだちと二人、驚愕する。

わたし「これ、整形とかじゃないよね…」

おともだち「物凄いかっこいいね…」

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原作者であり、

日本人で初めてノーベル文学賞を受賞した、

川端康成。

二歳で父を、三歳で母を亡くし、

十五の年までに、祖父母と姉も他界している。

写真で見る彼の目が、非常に澄みきっていて、

空っぽにすら見えるのが、印象的だった。

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福田家は、積極的に宣伝をしない。

事前に詳細がわからない、という事が

不安をより大きくさせる様になったのは、

いつからだろう。

ネットは手軽で、とても便利だけれど、

相応のリスクがある事を、忘れていた。

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ここは、想像していたよりも、

ずっと素敵な場所だ。

時に空想するよりも、現実をみる方が容易く、

思慮深い判断は、それからでも遅くない。



福田家@湯ヶ野温泉 福田家 その1~伊豆の踊り子読んでない~

河津 湯ヶ野温泉@福田家
05 /06 2013
今回は、一年ぶりに『温泉とお友達とわたし』

前回のお宿。

強羅温泉@早雲閣

今回は、

「渋くても構わない!」

というお友達の意見と、

「美味しいものが食べたい」

というわたしの折衷案。

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途中の伊東駅で、お昼ごはん。

目的のお店まで、商店街をてくてく。

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ともだち「これ、確か伊東のB級グルメだった様な…」

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わたし「そ、そうなの?何でこんな名前なの?」

かなりまごつく。

注文するのが恥ずかしいとか、

わたしの考えすぎなのか。

勇気を出して頼んでみた。

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熱々を頂く。

魚と野菜のすり身に、山芋を加えて、

ふわふわの生地。

烏賊や蛸のごろっとした食感も楽しい。

美味。

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くまおすすめの、まるげん。

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店員さんの対応が気持ちよく、

待ち時間も、さほど気にならない。

ふたりとも刺身定食を注文。

100円プラスして、酢飯にしてもらう。

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バチマグロ、イサキ、鰆、鰹、

…失念。

とにかく新鮮。

お酢のきいたぴかぴかの白米と、

舌の上でとろける刺身を堪能する。

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電車とバスをのりついで、

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川端康成が、四年かけて執筆した、

伊豆の踊り子の宿、

福田家へと向かう。

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川のせせらぎと、鳥の声。

橋の向こう、風情ある佇まい。

いつも旅に出て感じる、

寂しいような、懐かしいような、

不思議な記憶を掘り起こす。






大仙家ふたたび@畑毛温泉 その3

畑毛温泉 大仙家2
05 /01 2013
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あさごはん。

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サラダやフルーツは、ブッフェ式。

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素晴らしくお天気が良い。

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喫茶室。

ここから、お庭にふらりと出られる。

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くま「すごいですね…」

梅の実、すずなり。

わたし「昨日の梅酒、自家製だったりして」

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くま「帰り道はどうしますか」

外は快晴。

皆が足早に出発するなか、

ふたりして、宿の名残を惜しむ。

わたし「歩けそう?」

くま「車で10分位でしたね」

では、歩きましょう。

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チェックアウトが11時と遅い為、

再び大浴場へ。

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好みにもよるが、

わたしは殆ど、熱めのお湯に浸かっていた。

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露天風呂。

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宿を出て、てくてく。

途中の川にて、

くま「あれ、あの青いの」

わたし「あ」

川面に生い茂る草の間。

青緑色の羽ばたきが、

水面を叩く様に、視界を横切る。

あっという間。

くま「カワセミです…」

はじめて見た。

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くま「かぼちゃ?」

わたし「すいか、じゃないかなぁ」

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わたし「くま隊長、駅はまだですか」

くま「まだ半分も来てませんよ」

何故だろう、一時間歩いた。

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お昼を食べる為、熱海で降りる。

頑張るお猿に、声援をおくる。

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熱海でお昼を食べるなら、

雰囲気はアレですが、ココ。

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三色丼、800円也。

美味!


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しずかなお部屋と、美味しいお茶があれば幸せ。という地味で地道な性分です。